私は一杯目は決まっています。
それはハイボールです。
ちなみによくこのような話になると通は「ジントニック」「ジンフィズ」などを飲めば判るとよく書かれていますが、私はハイボールのほうがその店がどういうお店なのかよく判ります。
私は関西人なので関西に寄った事を書きますが、バーに限らず飲食店では仕入れ先が存在します。
だいたい、サントリー、アサヒ、キリンです。
おそらくこれに地域によってはサッポロも加わるでしょう。
と言うことはビールは必然とそのメーカーのビールが出ます。
だから、ハイボールも当然そのメーカーから出ているウイスキーのハイボールになります。
私が何を言いたいかというと、これがちぐはぐなメーカーのものがハイボールで出てくるバーがあります。
先に一杯目はハイボールと書きましたが、ここで私は「ハイボールは何のハイボールですか?」と必ずと言っていいほど聞きます。
メニューに銘柄が載っていれば聞かないですが。
ここからが、私の独断と偏見ですが、
メーカー定番の銘柄でないもののハイボールが出たとき、そのバーのもしくはマスターのこだわりがそこに現れています。
あとはそのハイボールの作り方です。
氷は限りなく透明なもので不純物は入っていないか、作り方が見えているならきれいな所作で作っているかなどを見て、続けて来ようかどうしようかを判断します。
先ほどの話を少し掘り下げるとグラスに入った氷に特徴があるお店もあります。透明で不純物のない透明な氷を出してくれていれば大方大丈夫です。
とは言え値段を抑えた提供価格にしようとしてくれるお店もあるので四角の真ん中がへこんだどこのメーカーの氷とは言いませんが、それはそれでありでしょうが、ここでは常連として落ち着けるバーを前提に話しています。
この氷の話だけでお店とも話をする場合もあります。
とあるお店で大きめのキューブタイプで透明なのを見た時があります。
それで、この氷の作り方を聞くと一斗缶に水道水を入れて後で切り出していると聞きました。
好きな人はこれだけで「ほーっ!」と思うと思います。
理由ですがここでは長くなるので書きませんが私のなじみのバーで会えばどうしてこれが「ほーっ!」となるのかお話しします。
そして所作ですが、バーテンダー・バーテンドレスは見られてもいいように結構気取って作っていますwww
でも、見るべきところは氷をグラスに入れた後、かき回してグラスを冷やしているか?マドラーでかき混ぜすぎていないか?ってところです。
これが出来ていれば、おそらくその店で一番安い部類に入るメニューのものを誠実に作ってくれているのです。
話しは少しそれますが、私はコークハイに入れるコーラがリターナル瓶かどうかもチェックしています。
“バーテンダー・バーテンドレスは見られてもいいように結構気取って作っています”と書きましたが、その通りです。
だから、ここでコークハイを作るためのコーラがペットボトルだとどうでしょうね?
きっちりと気取って作ってもらいたいものですwww
ちょっとめずらしいリターナル瓶
どうでしょう?
ハイボール一杯を頼むだけで、私だとここまで見ています。
そして、こだわりを持ったバーであれば「銘柄にこだわっているんですね」「面白い氷ですね」という事を思ったまま伝えれば、自然とそのお店とも仲が良くなります。
バーを見極める判断の一つとしていかがでしょうか?
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そうそう、でも私の場合は今書いたことを全否定するお店でも好きなお店があります。
そのお店はみんなから愛される性格のママさんがしています。
ビールもハイボールもサントリー、メニューはきれいにサントリーの営業さんが作ってくれるのでそこにお願い、氷はそこまでこだわりがなく、値段はたいてい500円!
なんでも計算が邪魔くさいから500円で出しているので、どこかで安くせんとだめですわなwww
そして、このお店は客が気に入らない事を言って、他のお客さんに迷惑をかけだすと、追い出して店の外で塩を投げつけていましたwww
これはこれで魅力です。「ほんまマンガやわ!」って感じです。
全くの素人が思う「バーでの頼み方・楽しみ方 ~一杯目に私はこれを頼みます~」のお話でした。
ではでは。
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