外伝になる『バースデイ』も購入し、楽しんで読みました。
『リング』『らせん』と聞くとホラーの代名詞と思っていたので、私自身も『リング』をDVDで見て怖かったなと言うイメージで、続く『らせん』『ループ』も同じように怖いのだろうという認識程度で、小説を読むわけでもなく、そのままにしていました。
でも、バーのマスターの言葉につられて、3冊目の『ループ』を読みたいために『リング』『らせん』を読むと、この2冊はきっちりと怖いし、たどり着いた3冊目の『ループ』を読むと感心しました。
※Kindleでも売っていたので広告を貼っていますが、ブックオフのほうが安いと思います。
ただひとつ、読んでいて引っかかったのが『ループ』の主人公でして、話の途中まで頭の中で描いていた主人公のイメージは“向井理”風な男だったので「え~っ」て思ってしまいまして。
多分、読まれた方なら判ると思いますがw
そこから、イメージを変更し、今の役者で考えるなら、体型重視なら“濱田岳”で、背の高さを無視すれば“鈴木亮平”と言うところかなと思って、イメージを変更して読み進んで行きました。(多分、この作品群を今映画にするなら“鈴木亮平”ですかね)
さて、話を元に戻しまして、小説の話ですが、3作目の『ループ』まで読み進むと“貞子”が、まったく怖いものではなくなりまして、今まで怖がっていたのがかわいそうな気さえします。
不思議なものです。
外伝の『バースデイ』に書かれている『ループ』の後日談になると、“貞子”の扱いが滑稽にさえ思えます。
いまさらながらの、『リング』『らせん』『ループ』の話ですが、今まで詳しく知らず、怖いとしか思っていなかったのなら、読むとおもしろいですよ。
『ループ』は出た当時、賛否両論のようでしたが、私は「出た当時によくこの事を想像できたな。」と称賛します。
このブログ記事を見られているという事は、もしかしたら検索中にネタばれみたいなブログタイトルを見たかもしれませんが、そんなの抜きにして読む事をおすすめします。
ではでは。
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