初めて、『あわだまフィーバー』を最後まで聴いたとき、何となく小さい頃の遠足の帰り道や夏祭りの後のような物悲しさを感じてしまったんです。
最後の“あ~わ~、ドリーマ~♪”って、“うたかたの夢”なのかなと私の脳内で変換されてしまったので。
この曲は“ギミチョコ!!- Gimme chocolate!!”を作ったのと同じ人が作られたとのことで、発想がすごいなと思います。
勝手な解釈ですごいなと思っているだけなんですけど・・・、いやっやっぱすごいw
で、どちらの曲も言葉遊びと言うか、文化・歴史の遊びというような感覚があると言うか・・・、私が思っている事うまく表現できませんが・・・
狙ってやったかどうか判りませんが、海外でおそらく一番認知されているBABYMETALの曲が「ギブミーチョコレート」と思うんです。それは戦後すぐの日本を象徴する言葉の一つな訳で、それで日本以外でも盛り上がるって・・・
狙って盛り上がれるものではないですが、明らかに海外進出のタイミングで出てきた曲ですよね。
今度の「うたかたの夢」ってのも、すごく日本的な発想なんだと思うんです。同じ夢でも「アメリカンドリーム」と言うものではなく。
曲で、そういうニュアンスを楽しんでいるような感じがするんです。
で、この曲の最後を“うたかたの夢”と解釈してしまうと、SU-METAL様が前に何かのインタビューで
「全て夢だと言われたらそれで納得できちゃうんですよ。」「だからもし『ここで終わりだよ』って言われても、そうか夢だったん だって終われるというか。もちろん悲しいけど。」
みたいに答えていたのがダブってしまって。
そう思うと寂しくなるんですよね。で、“あわだまフィーバー”ってのも、フィーバーはあわだまみたいと自ら言っているのかなと・・・
でも、この曲のあわはフーセンガムみたいに甘くて膨らむんですよね。で、振付の最後では彼女たちがまた扉を開く・・・
う~む(ーー゛)、思春期のオッサンがこんなに妄想をかき立てる曲が作られるとは、この曲を作った人・プロジェクトはすごいと、これまた妄想の中で思ってしまうのです。
最後に、“うたかたの夢”って、ほんと悲しい感じもしますが、これを知っている人生の方が豊かな気がします。
・・・・・なんか最後に坊さんが言うような言葉で記事が終わってしもたな。
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